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ジェットマン[小説]の評価: 2006/04/13 by 634



文学総合点4,463位4,554作品中総合点-3 / 偏差値43.15
1992年文学総合点70位72作品中

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[推薦数:1] 2006/04/13 とても悪い(-2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/この評価を推薦/削除・改善提案/共感コメント送る]
by 評価履歴[良い:2014(50%) 普通:780(19%) 悪い:1248(31%)] / プロバイダ: 21108 ホスト:21208 ブラウザ: 5234
現在の平成仮面ライダーシリーズの脚本で知られる井上敏樹の文体で描かれたもので、タイトルと中身の登場キャラこそジェットマンそのものではあるものの、大幅にアレンジされている。
内容的にも暗く、TVシリーズをより生々しく、グロテスクに創ったかと思われそうな節もあり、それがこの作品、または井上脚本の原点的ものを見る事が出来ると言って良い。

まず、歴代戦隊ロボでもやられやすさのイメージがワーストとして付きまとうジェットマンロボが登場せず、TVシリーズの前半部のようなキャラクターのドロドロとした愛憎劇のようなものが展開する。

竜が好きな香織、香織にモーションをかける凱、何も出来ない雷太、リエを忘れられない竜、そんな彼等をウンザリした具合で見ていて、さらに私生活でもウンザリしていくアコという展開が"トレンディ戦隊"と呼ばれた本作ならではのタッチがここでも出ている。

それだけではなく、鬱的展開で、リエの幻影に溺れ、方向を見失う竜と、香織への思いを告げられず、いじめられっ子だったトラウマを蒸し返されて敵に利用される雷太と、ちちくりあっている凱と香織(しかも妊娠、けど後、流産)という具合にかなり暗い描写も目立つ。アコの自分称の文体がそんなドロドロしたもののカンフル剤的効果を持っていたという点が注目点だともいえそう。

TVシリーズの最後と同じく竜と香織の挙式と、通り魔に刺されて風前の灯火の凱・・・という展開は同じで、その辺りは放映当時、かなり毒が強かったのだけど、本編の毒が強すぎて、TVシリーズの最後の毒であったこのシーンの方が大人しく見えてしまうのが不思議だった。

かといって、ジェットマンの印象がプラスされる訳ではないし、小説も小説で「所詮ジェットマンはジェットマンか」という印象だけが残った。TV本編にしても、小説にしてもダメとなると、バイラムとの戦いから数年後の戦いを描いたBCLUB連載のコミカライズ版が一番マシだった部分は、フォローしようが無い。

世間一般でいう程名作には見えず、大ヒットはしたけれど、ジェットマンにはその後の戦隊や特撮作品のベクトルを悪い方向へねじ曲げた悪印象は、この本からも感じてしまうというのは言いすぎだろうか。

[共感]
2018/10/18 まさに井上敏樹流の悪趣味が全開といってよい小説でした。様々な問題があったテレビ版の方が総じてまだましに見えるくらいです。唯一悪くなかったのはバイラムの首領ジューザがきちんと最大最強の敵であり続けたことくらいでしょうか(テレビ版では2話で退場でしたし)。 by エリクサー

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