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ハッピーシュガーライフ[アニメ]の評価: 2018/09/30 by ビキ


[可愛い] [びっくり] [面白い]
アニメ総合点2,668位6,174作品中総合点5 / 偏差値48.21
2018年アニメ総合点61位212作品中

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[推薦数:1] 2018/09/30 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/この評価を推薦/削除・改善提案/共感コメント送る]
by 評価履歴[良い:19(90%) 普通:2(10%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 4863 ホスト:4677 ブラウザ: 5509
原作未読。
歪んだ家庭環境に育ち、愛を知らない女子高生・松坂さとうが、同じく歪んだ家庭環境に育った女子小学生・神戸しおを拾い、邪魔者を殺害とかして排除しながら2人で生活していくクライム作品。
作画は非常にかわいらしく、露骨にギャップを狙っている。

【良い点】
・キャラが振り切れている
・オチ
【悪い点】
・狂気の表現
・しおの描写

=============================================
もともと選んだテーマの時点で受け入れが非常に狭い作品だと思うので、キャラクターの行動の是非や倫理面のことは全く触れないことにする。
ただ、これが若い世代の女子からの人気を得てアニメ化まで至ったという事実は非常に理解できる。
中学高校時代のクラスには一部に必ずこういう題材の音楽を好んでいた人が居た記憶がある。思春期の心理には、きっと倫理や既成概念を引きちぎってでも掛け値のない愛があるはずだというある種のあこがれがあるのではなかろうか。単にジェットコースターのような展開をおもしろがっている層も多そうだが。

■キャラが振り切れている
とにかく正常なキャラあまり居ない。奇人と奇人のやりとりでひたすらストーリーを進めて行くのはなかなか刺激があって面白い。
あともう一つはこのアニメの「おかしい人」の描写が「ただ意味不明な行動をする人」ではないというところが良い。
大抵の「おかしい人」「変人」というのは、ただ無秩序に行動しているのではなく、確固とした自分の行動原理に基づき生きている。
その行動原理のもとになっている価値観や倫理観、思想が常識や平均から大きく逸脱していることにより、その人は「おかしい人」という評価を受けるのである。
だからこそ、言動の軸が非常にしっかりしているということで、どのキャラもインパクトがあり、ブレない。
8話に、住人の画家主観で主人公とやりとりをする小エピソードがあり、画家自身の姿は描かれない。それでいてこの画家のキャラは非常に立っており、どのような心境の変化を辿ったのかがきちんと把握できる。それはこの作品がキャラクターの芯が非常にしっかりしている好例だと思う。
ここで出てくる画家の描いた「さとう」のスケッチが素晴らしい。

■オチ
はっきり言って、この題材なら物語の終わり方は目に見えているし、制作側もそれをわかっていて第1話の冒頭のシーンを入れている。
最終話、「さとう」の終わり方はもうあれ以外ないというところに収束したが、「しお」の終わり方が割と予想外で印象的であった。
ただ、思い返せばこの作品は「しお」を無垢な被害者とも、無力な被保護者とも描いていない。
いわゆる守られるだけのヒロインではないことを前話で示していることを思うと、このオチはむしろ自然な成り行きだったと感じる。作劇のセオリーに反しない範囲で可能な限り後味が悪く、ホラーに近い味を多分狙っている。

■狂気の表現
一方、表現・演出の面で行くと、シーンごとに素晴らしい場面はある(先述した8話や9話終盤の玄関先のシーンなど)ものの、気になった点として狂気に陥る表現がやや画一的である。
とくに主人公のシーンで顕著で、ベタでわかりやすくはあるが、「またかそれか」みたいな感覚が後半は来てしまうところがある。

■しおの描写
「しお」については家庭環境が悪い中で育ったということで、感覚が老成しているという設定なのはわかる。辛い生い立ちを経ることで、様々な事を考え、解釈するなかでそういうことが起こるというのは理解できる。
ただ、あまりに語彙が豊かすぎる。「さとう」とのやり取りの中でさすがに小学生離れした言葉を使い過ぎである。さすがにちょっとセリフを年相応にするとかはしてほしかった。感覚と知識は別なのだから。

【総合評価】
「良い」寄りの「とても良い」
最終話前までは良いor普通で書こうかなと思っていたが、思いの外、あのオチが好きだったので自分の中で加点された。
この文章を書いてて気づいたが、自分が思う以上に自分はこのアニメを気に入っているらしい。
おかしいキャラクターをその場限りの消費で終わらせず、それできちんと話を回していこうとするところは非常に良い。
あと主人公の叔母さんが無敵のキャラ過ぎてインパクトが強い。本当に一部しか出てないのにインパクトがすごい。

傑出エピソードは7話、9話。

[共感]
2018/10/13 10代向け、キャラを行動原理から描いているに共感です。サブキャラに至るまで過去(生い立ち、家庭環境)→現在の日常生活→逸脱行為まである特定の人物像をモデルにしているに違いなく、一貫性があったかと。10代向けらしい感覚的な話の繋ぎでしたが、人物造型は観察、分析、検証までをしているのでしょう。ただ特定の人物像に偏っていたのが惜しかったですが。自分には合わない話で途中で切りましたがレビューにはとても納得です。逸脱行為の果てにあるものや恥部を描きたかったのだろうと思っています。簡単にみえて実は解釈難しめなので自分はレビューを諦めました(笑) by uBR7200
次を読む: 「狂った人物しかいない...」 by ひまわりススム


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