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投手殺人事件: 感想(評価/レビュー)[小説]



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2019/01/12 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/この評価を推薦/削除・改善提案/共感コメント送る]
by 評価履歴[良い:2969(33%) 普通:3091(34%) 悪い:2932(33%)] / プロバイダ: 6908 ホスト:6505 ブラウザ: 8289
プロ野球が、色々「大人の事情」がありながらも2リーグ制に移行(本作発表1か月前にペナントレースが開幕。余談ながら雪がちらついた開幕地もあった様です)・・・・・という事で発表したのでしょうが・・・・・・・おそらく・・・・・・・

映画女優の女が、夫ある身でありながら、チェスター軍のエース投手と愛人関係になってしまった・・・・・・というのが事の発端でしたが、手切れ金300万は現在だったら2億円強ぐらいの価値らしいです。女・暁子もまだニューフェイスでそこまでの売れっ子な大スターではなかった様だし、ぽんと出せる金ではない事は確かでしたね。

それでも、一流のエースだったし、この時代後年ほど契約もしっかりしていなかったけど、大鹿をめぐるスカウト達の争奪戦等のやり取りが面白く描けてましたね。まず。実際大リーグでは本作発表当時女性スカウトがいたらしい(その後常勤女性スカウトは2015年まで65年も途絶えていたらしいが)けど、元スポーツ記者だった上野光子は敗戦による価値観の変容、女性解放を象徴した様な行動力抜群の女性スカウトでしたね。

身長も166もあって、今だったら170半ば以上だろうけど、煙山は本気で金なんか払う気はないと大鹿にゆさぶりをかけて、断られても容易に引き下がらないで、結構しようと持ち掛けて・・・・・・・・結婚の話はどこまで本気だったか分からないけど、面白いキャラしていましたな。

煙山と木介の尾行劇も次の展開が気になる面白さがあって、そうもしていた内にタイトル通り当の大鹿本人が殺されてしまいましたが、犯人その人については「ああ、やっぱりこいつか。」だったながらも、そのトリックにはそれなりの意外性がありました。血だらけの衣類等証拠の品が見つかった時の尾古井警部はまさにしてやったりな気分だったでしょう。

もし坂口安吾が現代に生まれていたら、昨年オフも丸選手の巨人への移籍(専売新聞も絶対親会社の読売新聞が由来だろでしたが)とか話題になりましたが、FAとかドラフト逆指名とかを絡めて描いたのかもしれないですね。暁子の方は大手芸能事務所売り出しの若手タレントという設定で。終始飽きさせない面白さがありました。評価は「とても良い」で。


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日本 開始日:1950/04/10(月) 講談倶楽部 第二巻第五号

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