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サスケ: 感想(評価/レビュー)[アニメ]



アニメ総合点3,847位6,092作品中総合点1 / 偏差値47.56
1968年アニメ総合点10位11作品中

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2019/01/12 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/この評価を推薦/削除・改善提案/共感コメント送る]
by 評価履歴[良い:907(75%) 普通:206(17%) 悪い:90(7%)] / プロバイダ: 24310 ホスト:24231 ブラウザ: 4721
68?69年に放映された白土三平先生の忍者アニメドラマ。大阪冬の陣で豊臣氏が滅び、その配下にあった真田方の忍者は徳川方の追求を受けて命を狙われる。真田幸村に仕える甲賀流の`猿飛一族'の少年忍者“サスケ"は、父“大猿大助"と共に`服部半蔵'や`柳生十兵衛'・`九鬼一族'や`伊賀忍者'の追っ手と戦いながら逃亡の旅を続ける。その旅の中で忍者としての修業を続け、時に非情になりきれず苦悩しながらも成長していく。

本作品は漫画雑誌『少年』で白土先生が連載していた原作をアニメ化したもので、少年忍者“サスケ"の成長を通して生命の尊さを描いています。一応原作に沿って話が作られており、その可愛らしい絵柄と裏腹に情け容赦のない展開で登場人物が死に、当時の漫画とは一線を画した作品でありましたが、人気はかなりあったようです。まぁ『カムイ外伝』『ワタリ』等、忍者漫画の祖の白土先生の作品ですから、多少残酷な展開になるのも当然かもしれませんが。また各話中に挿入される忍術の解説がよかったです。

「光あるところに、影がある。まこと栄光の影に、数知れぬ忍者の姿があった。命をかけて、歴史をつくった影の男たちだが、人よ、名を問うなかれ、闇に生まれ 闇に消える。それが、忍者の定めなのだ」というオープニングで始まる本作品ですが、ストーリーは時は戦国時代も末、天下を取った徳川家康が真田の残党狩りを始め、`真田忍者'であった“大猿大助"も徳川の忍群から命を狙われ、大助の妻は自らの命を犠牲にして息子“サスケ"の命を救う。サスケは父と共に襲い来る刺客を倒しながら放浪の旅を続けるというもので、厳しい世の中で刺客に狙われながらも生き抜いていく忍者親子の壮絶な物語に仕上がってます。サスケ親子も`微塵隠れ'や`影分身'・`炎がくれの術'・`風車手裏剣'・`円月剣'等の忍術を駆使し、襲い来る刺客を倒しながら旅をしていきますが、その展開が非常にスリリングで、非常に臨場感が漂い、見てるほうも息つかせず危機迫る雰囲気に押し迫られる感じがしましたね。父と一緒にいる時は父に頼っているサスケですが、一人でも結構高い忍術を駆使し、苦労しながらも敵を倒していきます。またサスケの母には双子の妹がおり、その妹の子供が4つ子でみんな同じ顔で5人揃って分身の術を使う。この術を使って猟師にイタズラするが、猟師はキツネに化かされたと思い発砲し、従兄弟の一人が死んでしまいます。ところがこの猟師、実は大猿に父を殺され、その復讐に燃える`九鬼一族'の一人で、こちらも同じ顔の男が次々に5人出てくるという、ちょっと安易な設定でしたが面白かったです。5人を倒して安心したら、最後に`鬼姫'という少女が出てきます。これが顔の割りにはやることがえげつなく、飲み水に毒を入れたり、サスケの可愛がっていた子犬の体内に爆薬を仕掛けたりします。怒ったサスケは鬼姫を流砂におびき出して沈めてしまいますが、最後はちゃんと助けてやるんですが。一度は父と離れ、一人で旅立つサスケですが、最後は再び父と出会い、徳川から追われてる隠れキリシタンを救い、父が`ワカナ'という娘のいる未亡人と結婚して終わっています。

本作品はかなりシリアスな内容で、少年忍者“サスケ"の成長を通して生命の尊さを描いており、そのストイックでスリリングに展開する物語・演出とともに、作中で現れるさまざまな忍術が大胆に多用されるナレーションによって具体的に解説され、それがまた大きな魅力となっており、非常に濃厚な内容の作品として仕上がっており、今でも好きな作品ですので、評価は【最高!】です。本作品の後、同じ白土先生の『忍風カムイ外伝』がアニメ化されますが、日本特有の文化である忍術を扱ったシリアスな時代劇アニメは時代と共にその後廃れていき、『影の軍団』のような特撮ドラマへと変わっていきます。ですが本作品は50周年に当たってBlu-ray化されました。それだけ残したい傑作だったということでしょうか。

次を読む: 「これも評価してた気が...」 by 古典主義


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日本 開始日:1968/09/03(火) 19:00-19:30 TBS TV / 終了日:1969/03/25

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